2011年09月13日
「武者隠し」と名所絵 ~闇(くらがり)の間の伝説と謎~
元離宮二条城では,「<武者隠(むしゃかく)し>と名所絵 ~闇(くらがり)の間の伝説と謎~」を開催します。
今回の展示では,二の丸御殿障壁画のうち,大広間と黒書院の帳台の間の障壁画を公開します。また,二条城の学芸員が障壁画等について解説するギャラリートークや普段は見られない帳台の間内部をご覧いただける「特別見学会」を実施します。
是非,この機会に二条城へお越しください。
1 期間
平成23年9月16日金曜日~10月30日日曜日 45日間
2 開館時間
午前9時~午後4時45分 受付は午後4時30分まで
※二条城の入城受付は,午後4時まで
3 場所
元離宮二条城内 築城400年記念 展示・収蔵館
(京都市中京区二条通堀川西入二条城町541番地)
4 展示作品
大広間帳台の間《龍田風俗図》 黒書院帳台の間《三保松原図》他
(障壁画面数:32面)
5 入館料
100円(小学生以上)
※ 別途入城料(一般600円,中高生350円,小学生200円)が必要
6 ギャラリートーク
⑴ 日時
平成23年10月1日土曜日
1回目 午前10時~
2回目 午後2時~
⑵ 参加方法
当日,30分前から館内で受け付けます。(先着40名)
⑶ 参加料
入城料及び入館料で参加していただけます。
⑷ 内容
二条城学芸員が展示障壁画等について詳しく解説します。
7 関連企画「帳台の間特別見学会」
⑴ 日時
平成23年10月22日土曜日・23日日曜日 午後2時45分~午後4時45分
⑵ 定員
各日10組20名
⑶ 参加方法
往復はがきでの事前申し込み ※9月30日金曜日まで(消印有効)
応募多数の場合は抽選
⑷ 参加料
入城料及び入館料で参加していただけます。
⑸ 内容
通常は非公開になっている国宝二の丸御殿大広間と黒書院の帳台の内部を公開します。さらに,二条城及び展示の解説も行います。
8 お問い合わせ先
京都市文化市民局元離宮二条城事務所
〒604-8301
京都市中京区二条通堀川西入二条城町541番地
TEL:(075)841-0096
FAX:(075)802-6181
【参考】「築城400年記念 展示・収蔵館」の概要
「築城400年記念 展示・収蔵館」は,昭和57年に重要文化財指定を受けた二の丸 御殿障壁画を恒久的に保存するため,二条城築城400年を記念して,平成16年3月に竣工し,平成17年10月10日に開館しました。
当施設は,収蔵庫の一部が,御殿における配置のままで障壁画を鑑賞することができるようにガラス張りの壁面を採用した画期的な設計となっています。
また,展示室では,二の丸御殿障壁画に関する資料や錺金具,城内から発掘された埋蔵文化財も展示しています。
別紙解説 〈武者隠(むしゃかく)し〉と名所絵 ~闇(くらがり)の間の伝説と謎~
二の丸御殿には,上段の間(一の間)に設(しつら)えられた帳台構(ちょうだいがまえ)の後ろに「武者隠し」と呼ばれる部屋があり,ここに警護の武者が隠れていたという伝説があります。この部屋は本来「帳台の間」と言われ,普段は明かりの入らない真っ暗な部屋で,実際にどのように使われたのかについては,謎が残されています。
大広間と黒書院の「武者隠し=帳台の間」の内部には,他の室内と同様に,寛永3年(1626年)の二条城の大改修の際に華やかな花鳥画が描かれていましたが,離宮時代の明治30年代に,龍田(たつた)や三保の松原などを描いた名所絵に貼り替えられました。これらの絵は,当時新しく描かれたものではなく,実は江戸中期に御所のために描かれた障壁画であることが分っています。しかし,どのような経緯で二の丸御殿で再利用されたのかも謎の一つです。
今回の展示では,大広間と黒書院の「武者隠し=帳台の間」の障壁画を展示し,優美な名所絵を楽しんでいただくともに,あまり知られていない二条城の歴史の一側面を見ていただきたいと思います。
今回の展示では,二の丸御殿障壁画のうち,大広間と黒書院の帳台の間の障壁画を公開します。また,二条城の学芸員が障壁画等について解説するギャラリートークや普段は見られない帳台の間内部をご覧いただける「特別見学会」を実施します。
是非,この機会に二条城へお越しください。
1 期間
平成23年9月16日金曜日~10月30日日曜日 45日間
2 開館時間
午前9時~午後4時45分 受付は午後4時30分まで
※二条城の入城受付は,午後4時まで
3 場所
元離宮二条城内 築城400年記念 展示・収蔵館
(京都市中京区二条通堀川西入二条城町541番地)
4 展示作品
大広間帳台の間《龍田風俗図》 黒書院帳台の間《三保松原図》他
(障壁画面数:32面)
5 入館料
100円(小学生以上)
※ 別途入城料(一般600円,中高生350円,小学生200円)が必要
6 ギャラリートーク
⑴ 日時
平成23年10月1日土曜日
1回目 午前10時~
2回目 午後2時~
⑵ 参加方法
当日,30分前から館内で受け付けます。(先着40名)
⑶ 参加料
入城料及び入館料で参加していただけます。
⑷ 内容
二条城学芸員が展示障壁画等について詳しく解説します。
7 関連企画「帳台の間特別見学会」
⑴ 日時
平成23年10月22日土曜日・23日日曜日 午後2時45分~午後4時45分
⑵ 定員
各日10組20名
⑶ 参加方法
往復はがきでの事前申し込み ※9月30日金曜日まで(消印有効)
応募多数の場合は抽選
⑷ 参加料
入城料及び入館料で参加していただけます。
⑸ 内容
通常は非公開になっている国宝二の丸御殿大広間と黒書院の帳台の内部を公開します。さらに,二条城及び展示の解説も行います。
8 お問い合わせ先
京都市文化市民局元離宮二条城事務所
〒604-8301
京都市中京区二条通堀川西入二条城町541番地
TEL:(075)841-0096
FAX:(075)802-6181
【参考】「築城400年記念 展示・収蔵館」の概要
「築城400年記念 展示・収蔵館」は,昭和57年に重要文化財指定を受けた二の丸 御殿障壁画を恒久的に保存するため,二条城築城400年を記念して,平成16年3月に竣工し,平成17年10月10日に開館しました。
当施設は,収蔵庫の一部が,御殿における配置のままで障壁画を鑑賞することができるようにガラス張りの壁面を採用した画期的な設計となっています。
また,展示室では,二の丸御殿障壁画に関する資料や錺金具,城内から発掘された埋蔵文化財も展示しています。
別紙解説 〈武者隠(むしゃかく)し〉と名所絵 ~闇(くらがり)の間の伝説と謎~
二の丸御殿には,上段の間(一の間)に設(しつら)えられた帳台構(ちょうだいがまえ)の後ろに「武者隠し」と呼ばれる部屋があり,ここに警護の武者が隠れていたという伝説があります。この部屋は本来「帳台の間」と言われ,普段は明かりの入らない真っ暗な部屋で,実際にどのように使われたのかについては,謎が残されています。
大広間と黒書院の「武者隠し=帳台の間」の内部には,他の室内と同様に,寛永3年(1626年)の二条城の大改修の際に華やかな花鳥画が描かれていましたが,離宮時代の明治30年代に,龍田(たつた)や三保の松原などを描いた名所絵に貼り替えられました。これらの絵は,当時新しく描かれたものではなく,実は江戸中期に御所のために描かれた障壁画であることが分っています。しかし,どのような経緯で二の丸御殿で再利用されたのかも謎の一つです。
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Posted by dttume at 04:31
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