この度,京都国際マンガミュージアムでは,「子連れ狼」や「Cryingフリーマン」など数々のヒットマンガ作品の原作者として知られる小池一夫氏(マンガ原作者)をお招きし,スーパーキャラクターを創り出す秘訣について語っていただくトークショーを下記のとおり開催しますので,是非,ご参加ください。
日時:平成24年4月28日(土曜日) 午後2時~午後4時(予定)
会場:京都国際マンガミュージアム 1階 多目的映像ホール
(京都市中京区烏丸通御池上る)
出演:小池一夫(マンガ原作者)
大西祥平(マンガ評論家,京都精華大学マンガ学部教員)
吉村和真(京都精華大学国際マンガ研究センター長)[司会]
4 内容
【第1部】
小池氏に,ストーリーマンガを産み出す上で,最も重要な要素のひとつとなる「キャラクター」の創り方を中心に語っていただきます。
【第2部】
評論『小池一夫伝説』にて,小池氏の全貌に迫ったマンガ評論家大西祥平氏が,自身の秘蔵コレクションを披露しつつ,小池氏に公開インタビューを試みるなど,小池氏のキャリアを紹介していきます。
5 料金 無 料(ただし,ミュージアム入場料〔大人800円,中高生300円,小学生100円〕は別途必要)
6 参加方法 事前申込み不要(先着200名)
※ 当日午前10時から京都国際マンガミュージアム館内にて整理券を配布
7 主催 京都精華大学国際マンガ研究センター/京都国際マンガミュージアム
8 参考:出演者プロフィール
(1) 小池一夫(こいけ かずお)氏
昭和11年,秋田県生まれ。
さいとうたかを氏率いる「さいとう・プロ」の脚本担当を経て,昭和45年に独立。以降,マンガ原作者として,「子連れ狼」(小島剛夕・作画),「御用牙」(神田たけ志・作画),「修羅雪姫」(上村一夫・作画),「実験人形ダミー・オスカー」(叶精作・作画),「Cryingフリーマン」(池上遼一・作画),「弐十手物語」(神江里見・作画)などのヒット作を含めた,200本を超える作品を生み出してきた。
昭和52年からは,私塾「小池一夫劇画村塾」を開き,マンガ家をはじめとする多くのクリエイターを輩出した。『キャラクターはこう動かす!』(小池書院)など「キャラクター原論」3部作をはじめ,創作の秘密を説いた著書多数。平成23年には,編集長としてマンガ雑誌『ガッツポン』を立ち上げた。
(2) 大西祥平(おおにし しょうへい)氏プロフィール
昭和46年,東京生まれ。マンガ評論家,マンガ原作者,書店員。
「ジョージ秋山すてがたき選集」など,マンガ関連書籍の刊行も手掛ける。主な共著に「マンガ地獄変」シリーズ(水声社),主なマンガ原作に「警視正 大門寺さくら子」(高橋のぼる・作画),主な協力マンガ作品として「極道めし」(土山しげる・作画)がある。
小池一夫氏の全貌に迫った評論『小池一夫伝説』(洋泉社)が大きな話題を呼んだ。京都精華大学マンガ学部で教鞭を振るう大学教員でもある。