「龍年の京菓子」展
平成24年「龍年」を間近に迎え、「龍」の魅力を広く知っていただきたく、本企画展を開催。元来、龍は想像上の動物ですが、実は人々の生活にとても身近な存在であり、米作りに大切な恵みの雨をもたらす「水神」として古来より信仰されてきました。また仏教が広まると、仏法を守護する神として寺院建築や仏具の装飾・絵画に力強い姿が表現されました。京菓子において「龍」は主に干支菓子に表現されます。一般的に花鳥風月の意匠が多いなか、男性的でたくましい龍をどのように表現するか、京菓子職人の腕の見せ所でもあります。本展では、龍年にあたり創作した上生菓子はもちろん、他の十二支にまつわるお菓子も一同に公開。
展示=相国寺派管長(4代)山崎大耕老師筆「龍図」、永楽得全(14代)作「染附干支香合」、大西清右衛門(当代)作「俵釜」 ほか。
開催日:2011年10月24日(月)~2012年3月20日(火)10時~17時(水曜休)
場所:京菓子資料館
京都市上京区烏丸通上立売上ル柳図子町331-2
入場無料
茶席700円(菓子付)※チラシ提示で、5人まで500円に割引
問い合わせ
TEL075・432・3101/FAX075・432・3102(俵屋吉富烏丸店)
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